親と離れて暮らす遠距離介護について

 介護を必要とする親と離れて暮らしていると、遠距離介護となることがあります。

その場合、日常的な介護は介護保険サービスを利用することになります。

 

その際に気を付けたいことは・・・

・担当のケアマネージャーとの連絡を密に取る。

・ご近所さんとのコミュニケーションを取っておく。

・親との連絡手段の確保

などが大切です。

 

離れて暮らしていると、日常の細かい変化に気づくことが難しくなります。そんな時にいろいろな情報を教えてもらうことが出来る人を確保しておくことが大切です。

 

また定期的に通うとなると、交通費などが高額になり負担となります。

特に遠距離になると交通費だけでもかなり負担が重くなります。

だからと言って、交通費を節約するために車で往復すると、体の負担が重くなります。

 

そのような時に活用したいサービスは・・・

<航空会社>

介護割引サービスや早期割引、マイレージ登録

 

介護割引サービスは利用状況によりますが、2割から4割ぐらい割引されます。

利用条件は各航空会社で異なる部分もありますが、「介護する方」と「介護を必要とされる方」の居住地の最寄り空港を結ぶ1路線限定。会員カードや介護割引パスなどが必要となります。

※航空会社によっては経由便の利用も可能です。

早期割引やマイルを貯めることで、さらにお得に利用することも可能です。

 

<鉄道:JR>

早期割引、会員登録

 

JRなどの鉄道を活用する場合も、インターネットなどで早期割引を活用したり会員になることでポイントがたまったり、早期割引が利用出来たりするサービスがあります。

 

<高速バス>

高速バスの活用も航空会社やJRを使うよりも安く利用できます。ただし肉体的には疲労がたまることもあります。

 

 介護はいつ終わるかわかりません。長期になることもよくあることです。あまり無理をせずに価格だけではなく、肉体的なことも考えていろいろな手段を検討するとよいでしょう。